本文へスキップ

イタリアワインにはどんなものがあるか、その特徴など、好のみのワインをみつける情報がいっぱい

電話でのお問い合わせは0438-71-2221

メールでのお問い合わせはこちら

  

イタリアワインについて

トップページ > ワイン > イタリアワイン

イタリアワインの特徴

古代ギリシャ人は、ローマの人々にワイン造りを教えました。
するとイタリア半島全土で、大量のワインが造られるようになりました。
そんなローマを羨やみ、あこがれも込めて、
ギリシャ人たちは「エノトリーア・テルス(Enotoria Tellus)」、ワインの大地と呼びました。

質、生産量ともにフランスに引けを取らないイタリアも、ワイン大国です。

ワイン造りは、紀元前800年ごろに始まったといわれ、やがてヨーロッパに広がり、各国のワイン造りの基礎はイタリアにあるともいえます。
南北に長く、気候、土壌、風土も違い、伝統的なブドウ品種が多く栽培され、
また食文化の違いなどから、いろいろなタイプのワインが造られています。

     

イタリアのワインにはどんな種類があるか

イタリアには20の州がありますが、すべての州でワイン造りが行われています。
栽培されているブドウの品種は400以上あり、地域色豊かなワインが多く、バラエティに富んでいます。

イタリアのワイン法では、格付けの上級ワインとして、
統制保護原産地呼称ワインは ”DOCG” 、
次のランクの統制原産地呼称ワインが ”DOC” で、
地理表示保護ワインは ”IGC” 、
地理的表示のない、いわばテーブルワインは ”Vino” となります。

地域によるワインの種類

イタリアワイン 種類 一覧

ピエモンテ州

北西部にあり、スイス、フランスに国境を接し、アルプスの南部山麓地帯の広大な丘陵地帯にブドウ畑が広がっています。
ピエモンテは、「山の足」という意味だそうです。
南からの温かい風と、アルプスから冷たい風が吹き降ろすため、一日の寒暖差が大きく、この気候のために根のしっかり張った良質なブドウが育ちます。
”DOCG” 、 ”DOC” はイタリアで最も多く、イタリアを代表する上質ワインの産地です。
” 偉大な ” と形容されるバローロ、 ” 伝統ある ” ガーヴィ ”、 独特な ” 個性が光るアスティなどが有名です。

イタリアワイン 種類 一覧 赤ワイン
ジビエやトリュフなどのキノコ類や山のものを使った料理が多く、料理に合った熟成タイプの赤ワインが多く造られています。
古くからネッビオーロ種が栽培され、単一の畑(クリュ)で造られることが多く、畑ごとの評価がされています。
” ワインの王 ” と呼ばれるバローロや、バルバレスコが有名です。
特にバローロ地区は石灰質の泥灰の土壌で、ブドウの希少品種であるネッビオーロ種の栽培に適していて、ネッビオーロから造られるワインは、イタリアを代表するワインになっています。


イタリアワイン 種類 一覧 白ワイン
白ワインでも上質なワインが造られています。
伝統的なブドウの品種、コルテーゼ種や希少なアルネイス種などが栽培されていて、辛口で有名なガヴィやロエロが有名です。


イタリアワイン 種類 一覧 スプマンテ(スパークリング ワイン)
イタリアを代表する発泡性ワインをスプマンテといいます。ますかったの味わいのアスティは、果汁を凍結保存し、ワインを造るときに解凍して酵母菌を加える製造方法で造られます。
甘口で、さわやかな飲み心地のスパークリング ワインです。
伝統的な栽培品種であるモスカート ビアンコ種100%で、多くはタンク内発酵によるシャルマー方式で造られます。


イタリアワイン 種類 一覧

トスカーナ州

フィレンツェなどの中世の美しい街がいくつもあるトスカーナ州は、なだらかな丘陵地帯で、赤を中心にイタリアを代表するワイン産地の一つです。 
ジビエ料理も多く、肉料理に合う長期熟成タイプの赤ワインに高品質なものが多くあります。

サンジョベーゼ / イタリアで最も多く栽培されている赤ワインのブドウ種で、キアンティなどのベースになります。
DOCGワインのブルネッロ ディ モンタルチーノは100%このブドウだけを使っています。コクと香りの強いワインになります。


イタリアワイン 種類 一覧 スーパー トスカーナ(スーパー タスカン)
イタリアのワイン法でには、いくつかの規定があります。
ブドウの産地やブドウの品種、混醸する場合は決められた品種で、品種ごとの混合比率は決められた割合であること。の届けられた畑で栽培され、決められた方法で醸造されて、決められた熟成方法、期間を満たしていること、などです。
そういう伝統的な方法にこだわらず、自由な発想から造られたワインが、イタリア国外で人気になっていて、高額で取引されています。
それら高級ワインの総称が、スーパー トスカーナ(スーパー タスカン)と呼ばれています。


イタリアワイン 種類 一覧

ヴェネト州

ベネチアを州都とするヴェネト州は、温暖な気候となだらかな丘陵地帯の多く、白ワイン、ソアヴェがとくに有名です。
ソアヴェの中でも、古くからの限定されたブドウ園で造られたものはクラシコと表示されます。


赤ワインはヴァルポリチェッラとバルドリーノが有名で、ヴェローナの北部の丘陵地帯で造られています。
伝統品種のブドウ、コルヴィーナ種、ロディネッラ種などを使い、”ヴェローナの王子”と呼ばれる若々しい味わいのワインです。


イタリアワイン 種類 一覧




ワインについての関連記事


ワイン
ワインの分類
ブドウがワインになるまで
ブドウの品種による違い
風味の違いによる選び方
テロワールとは
フランスワイン
イタリアワイン
スペインワイン
ドイツワイン
・ヨーロッパのワイン
アメリカワイン
チリ、南米のワイン
・南半球のワイン
日本のワイン
シャンパーニュ
スパークリングワイン
フォーティファイドワイン
ワインの熟成について
ワインの保存の仕方
ワイングラスについて
ワインと健康
ワインの楽しみ方
ワイン便利グッズ
・ワインに関する用語、言葉

お酒について

醸造酒

日本酒
・日本酒の種類
・日本酒の風味、味の違い
・日本酒と水
・酒米について
・日本酒ができる流れ
・麹について
・酵母について
・酛(もと)= 酒母による違い
・古酒について
・歴史のなかの日本酒
・日本酒の選び方
・日本酒の楽しみ方
・saketaku
・日本酒と健康
・日本酒に関する用語の説明



ビール
・ビールの種類
・ビールの原料について
・ビールの造り方
・世界のビール
・ヨーロッパのビール
・日本のビール
・クラフトビールについて
・ビールの楽しみ方



蒸留酒

焼酎
・焼酎の種類
・地域による特色
・焼酎の風味の違い
・蒸留方法による違い
・焼酎の歴史
・焼酎の造り方
・泡盛について
・黒糖焼酎について
・いろいろな焼酎
・麹と割水
・焼酎と健康
・焼酎の楽しみ方
・焼酎に関する用語の説明


ウィスキー
・ウィスキーの分類
・ウィスキーができるまで
・ウィスキーの風味による違い
・アイリッシュウィスキーについて
・スコッチウィスキー
・アメリカンウィスキー
・カナディアンウィスキー
・日本のウィスキー
・日本のクラフト蒸留所
・ウィスキーの楽しみ方
・ウィスキーに関する用語の説明



ブランデー
・ブランデーの種類
・フルーツ ブランデー
・フランスのブランデー
・ほかの国のブランデー
・ブランデーの造り方
・ブランデーに関する用語の説明



スピリッツ
・ジンについて
・ラムについて
・ウォッカについて
・テキーラについて
・ほかのスピリッツについて
・スピリッツに関する用語の説明



リキュール
・リキュールの種類
・リキュールの造り方
・リキュールに関する用語の説明



お酒の楽しみ方
・日本酒の楽しみ方
・焼酎の楽しみ方
・ワインの楽しみ方
・ウィスキーの楽しみ方
・ビールの楽しみ方
・他のお酒の楽しみ方
・カクテルの楽しみ方
・saketaku



お酒と料理・肴、器
・お酒をおいしくする器
・お酒をおいしくする器
・お酒をおいしくするグッズ
・お酒の賞味期限



お酒の蘊蓄
・お酒トリビア
・珍しいお酒
・お酒と歴史あれこれ
・樽熟成について
・お酒と健康
・日本酒の栄養
・ワインと健康
・ビールの栄養
・焼酎と健康
・お酒と美容



お酒に関する用語   

お酒 種類 一覧

酒 通販 ランキング

お酒の話酒 種類

酒 種類酒 種類



酒 種類 一覧酒 種類 一覧



ワイン 種類 特徴

※参考文献

學燈社、「食の文化誌」
講談社学術文庫、吉田元、「日本の食と酒」
講談社現代新書、井波律子、「酒池肉林」
角川文庫、三井銀行ことばの豆辞典編集室編、「ことばの豆辞典」
新潮文庫、杉浦日向子、「大江戸美味草紙」
角川文庫、和歌森太郎監修、牧田茂、斎藤知克編、「生活むかしむかし」
河出文庫、和歌森太郎、「酒が語る日本史」
サンマーク文庫、上杉孝久、「日本史がおもしろくなる日本酒の話」
講談社現代新書、小泉武夫、「酒の話」
毎日新聞社、「話のネタ」
サイエンス・アイ新書、酒類総合研究所「うまい酒の科学」
講談社、「世界の名酒事典」編集部編「飲めば天国」
講談社、「世界の名酒辞典」
ナツメ社、武者英三監修「日本酒事典」
枻(えい)出版、「日本酒」
ちくま新書、山同敦子「めざせ!日本酒の達人」
講談社、山同敦子「日本酒ドラマッチク」
技術評論社大人の自由時間、「うまい日本酒を知る、選ぶ、もっと楽しむ」
光文社知恵の森文庫、上原浩「純米酒を極める」
光文社知恵の森文庫、古川修「世界一旨い日本酒」
日経プレミアシリーズ、北原康行「日本酒テイスティング」
三一書房、蝶谷初男「日本酒がわかる本」
成美堂出版、山同敦子「本格焼酎の辞典」
光文社新書、田崎真也「本格焼酎を愉しむ」
金羊社、「焼酎楽園」
岩波アクティブ新書 49、富永麻子「泡盛はおいしい」
西日本出版社、鯨本あつ子・石原みどり「あまみの甘み あまみの香り」
小学館文庫、瀬川慧「粋に愉しむ焼酎NOW」
枻(えい)出版、「ウィスキーの基本」
新潮選書、土屋守「ウィスキー通」
新潮社、輿水精一「ウィスキーは日本の酒である」
小学館、サライ2017、12月号「ウィスキー基本のき」
講談社+α新書、堀賢一、土屋守、福西英三著、「ワインと洋酒を深く識る酒のコトバ171」
ナツメ社、井出勝茂監修、「最新版 ワイン 完全バイブル」
永岡書店、的場恵子「ベスト・ワインストーリー」
成美堂出版、木村克己監修「ワインの大事典」
ちくま文庫、山下範久「教養としてのワインの世界史」
新星出版社、木村克己「ワインの教科書」
朝日新書、奥山久美子「極上ワイン100本」
新星出版社、「カクテル&スピリッツの教科書」
枻(えい)出版、「ビールの基本」
株式会社マイナビ、「ビールの図鑑」
宝島社、「ビールの教科書」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

       

サイト管理者

酒 種類 知識

→サイト管理者について
アル中ル/酒好きシニアのブログ

〒292-0801
千葉県木更津市請西3-9-10 
コスモスエイト B202

TEL:0438-71-2221
info@oisisa.biz

酒 種類 選び方

Tweet






はてなブックマークに追加

酒 種類 選び方