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テロワールとワイン。どういう関係にあるのか、それでどうワインに違いが出るのかがわかります。

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テロワール / 生産地による違い

トップページ>テロワールとは

テロワール(terroir)とはなにか

最近、日本酒造りにも、テロワールという言葉が使われるようになってきました。
フランスのワイン造りによく使われる言葉で、辞書的にいうと、耕作適合地域、特にワイン用のブドウ畑を言います。
ほかに、フランス語で、郷土、お国訛りというときの、” お国 ” もテロワールを使うと、辞書の用例文にありました。

気候を含めたその土地の自然条件、それをまとめてテロワールという言葉で表現するようです。

ワインは100%ブドウから造られますから、ブドウの良し悪しがワインの出来を左右します。
ブドウの育った場所が重要になるわけです。

テロワールという言葉に何が込められているのかは、なかなか日本人には理解しにくいものもあるのかもしれませんが、ワインの好みを選ぶのに、概略だけは知っておいた方がいいかもしれません。


ワインに適したブドウとテロワール

ブドウは紀元前何千年もの昔から栽培されてきました。
寒冷地の、やせた土壌でも育つことが広く栽培された理由の一つだったと思われます。

ワイン用ブドウの栽培適性地を表す言葉に、” ワイン ベルト ” と呼ばれるエリアがあります。
年間の平均気温が10~20℃くらいで、北緯30~50度、南緯20~40度くらいのベルト状の地域をいいます。
同じ地域でも、低い土地よりも高いところにある方が冷涼なので、よいブドウが育つといわれています。

ただ最近、温暖化の影響で全般的に平均気温が上がってきて、より高度や緯度の高い地域のほうに栽培適性地が移りつつあるという話を耳にしたことがあります。
    

テロワールに影響する要素


ワイン テロワール ギフト 気温 / ブドウの育成や熟成の期間にかかわり、酸味やフルーティーさなどに影響します。
また、日理と夜の寒暖差がある方がよいといわれています。

ワイン テロワール ギフト 日照 / 日照量がブドウの開花時期などの育成、熟成を左右し、糖分、色素、ミネラルなどの量に影響します。

ワイン テロワール ギフト 土壌 / ブドウ栽培には、水はけのいい痩せてた土地が適しているといわれます。やせた土地だと、ブドウの木は地中深くに根を伸ばし、ミネラル分をたっぷり吸収します。品種によって、適した土壌は異なります。
水分の多い肥沃な土地では、根は横へ広がり、木の成長が進み、実のほうに栄養が行き渡らなくなります。

ワイン テロワール ギフト 地勢 / 気象条件が同じ地域でも、土地の傾斜とその向き、標高、河川や海の近くかどうかなどによっても違ってきます。標高が高くなれば気温は低くなり、傾斜は日照量に影響し、傾斜が河川などに面していれば、日照量が変わります。

ワイン テロワール ギフト また、海の近くで育ったブドウから造られるワインは、塩分を感じさせるものが多いといわれています。


      

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ロマネ コンティを生んだ ” 黄金の斜面(コート ドール)”

フランスにあるブルゴーニュワイン生産の中心地。石灰性泥灰土の地層に、ブドウ畑が50㎞にも細長く広がる丘陵地帯。
起伏に富む地形で、気候、日照量、土質などが畑ごとに異なり、それぞれの自然条件を活かしたブドウ栽培がおこなわれ、テロワールの違いによって、同じ品種のブドウから、個性豊かで、多様性に富んだワインが造られています。

地域による風味の違い

産地によって、同じ品種であってもできるブドウの味は違ってきます。

よくいわれるのは、ヨーロッパワインとアメリカワインの違いです。
フランスのブドウの苗を輸入して栽培したところ、違った風味のワインになりました。

また、同じ地域でも、標高差や日照条件によっても温度差は出ますは、海流などの影響で温暖さは出ますが、
一般的に極地に近い方、標高の高いとちは涼冷で、赤道に近い方は温暖といえます。

一般的に、冷涼な地方でできるワインは、酸味が強く、キレのいいワインになり、
温暖な土地でできるワインは、まろやかでフルーティーさが増します。

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※参考文献

學燈社、「食の文化誌」
講談社学術文庫、吉田元、「日本の食と酒」
講談社現代新書、井波律子、「酒池肉林」
角川文庫、三井銀行ことばの豆辞典編集室編、「ことばの豆辞典」
新潮文庫、杉浦日向子、「大江戸美味草紙」
角川文庫、和歌森太郎監修、牧田茂、斎藤知克編、「生活むかしむかし」
河出文庫、和歌森太郎、「酒が語る日本史」
サンマーク文庫、上杉孝久、「日本史がおもしろくなる日本酒の話」
講談社現代新書、小泉武夫、「酒の話」
毎日新聞社、「話のネタ」
サイエンス・アイ新書、酒類総合研究所「うまい酒の科学」
講談社、「世界の名酒事典」編集部編「飲めば天国」
講談社、「世界の名酒辞典」
ナツメ社、武者英三監修「日本酒事典」
枻(えい)出版、「日本酒」
ちくま新書、山同敦子「めざせ!日本酒の達人」
講談社、山同敦子「日本酒ドラマッチク」
技術評論社大人の自由時間、「うまい日本酒を知る、選ぶ、もっと楽しむ」
光文社知恵の森文庫、上原浩「純米酒を極める」
光文社知恵の森文庫、古川修「世界一旨い日本酒」
日経プレミアシリーズ、北原康行「日本酒テイスティング」
三一書房、蝶谷初男「日本酒がわかる本」
成美堂出版、山同敦子「本格焼酎の辞典」
光文社新書、田崎真也「本格焼酎を愉しむ」
金羊社、「焼酎楽園」
岩波アクティブ新書 49、富永麻子「泡盛はおいしい」
西日本出版社、鯨本あつ子・石原みどり「あまみの甘み あまみの香り」
小学館文庫、瀬川慧「粋に愉しむ焼酎NOW」
枻(えい)出版、「ウィスキーの基本」
新潮選書、土屋守「ウィスキー通」
新潮社、輿水精一「ウィスキーは日本の酒である」
小学館、サライ2017、12月号「ウィスキー基本のき」
講談社+α新書、堀賢一、土屋守、福西英三著、「ワインと洋酒を深く識る酒のコトバ171」
ナツメ社、井出勝茂監修、「最新版 ワイン 完全バイブル」
永岡書店、的場恵子「ベスト・ワインストーリー」
成美堂出版、木村克己監修「ワインの大事典」
ちくま文庫、山下範久「教養としてのワインの世界史」
新星出版社、木村克己「ワインの教科書」
朝日新書、奥山久美子「極上ワイン100本」
新星出版社、「カクテル&スピリッツの教科書」
枻(えい)出版、「ビールの基本」
株式会社マイナビ、「ビールの図鑑」
宝島社、「ビールの教科書」
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