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ウィスキーについて、どこで生まれたか、その歴史やエピソードなど、ウィスキーをおいしく楽しめる情報満載。

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ウィスキー / 時を醸し出す琥珀の液体

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ウィスキーはどういうものか

ウィスキー 種類

日本のウィスキーの品質の高さが世界に認められ、
世界で賞を獲得したり、プレミアがつくものが出たりしています。


国内では、ウィスキーの消費量は下降をたどっていましたが、
ハイボールが人気となり、ウィスキーに注目が集まり、消費も上昇傾向にあります。

世界各国のウィスキー、日本で造られいるウィスキーにはどんな特徴があり、
どのように造られるのか、
そしてどのような歴史があり、広く飲まれるようになったのか、
それらが少しでもわかれば、ウィスキーはさらにおいしくなることと思います。


ウィスキー 種類

ウィスキー 種類 選び方

ウィスキーについて

ウィスキーは、発芽させた穀類と水をあわせて糖化させ、それを酵母によって発酵させることでアルコールを含んだ原液を造り、蒸留してできたものです。

ウィスキー 種類

世界のどこででも造られていますが、ウィスキーと呼ばれるものは、次の3つの条件を満たしていなければなりません。
  • 1)穀物を原料としていること。
  • 2)蒸留酒であること。
  • 3)樽で熟成されたものであること。

したがって同じ蒸留酒でも、果実が原料であるブランデーや、
穀物原料でも、樽熟成をしないジンやウオッカはウィスキーとは呼びません。

ウィスキー 種類



ウィスキーは、いつどこで造られたか

ウィスキーがいつごろから製造され、どこで造られ始めたのか、はっきりしたことはわかっていないそうです。
アイルランドかスコットランドのどちらかといわれていますが、アイルランド説が有力のようです。

アイルランド説は、錬金術から発見された蒸留の技術を使って、中世にアイルランドで造られたというものです。
錬金術は、ざっくり言えば、簡単に手に入るものを金に変える方法を見つけようとするものですが、
古代ギリシャやエジプトで始まったといわれています。

錬金術は、4世紀ごろにはエジプトで盛んになり、中世の初めのころスペインに伝わりました。
そして錬金術の研究をしているなかで、偶然アルコール度数の非常に高い蒸留酒のような液体が生まれたのではないかと考えられています。
錬金術師たちは、これをラテン語で ” アクア・ヴィタエ(生命の水)” と呼び、不老長寿の秘薬としたそうです。

やがてそれはヨーロッパに、さらにアイルランドに伝わりました。

当時のアイルランドは、ブドウを栽培するのに適さない気候だったので、ビールを蒸留して強い酒を造りました。
これがウィスキーの始まりで、自分たちの言語、ゲール語で生命の水を意味する ” ウィスゲ・ベーハ ” とよび、
訛ってウィスキーになったといわれています。

1172年、イングランドがアイルランドに侵攻した時、この地ではすでに大麦から蒸留した酒を飲んでいたと伝えられていたそうです。

ただし文献的には、1494年、スコットランドの王室財務省の文書に、修道士ジョン・コーに麦芽をあたえて ” アクア・ヴィタエ(生命の水)” を造らせたという記述があるのが最古である、といわれています。
このころはまだ樽熟成が知られていなかったので、蒸留してそのまま飲んでいましたが、
樽熟成をしないウィスキーは、無色透明です。

ウィスキー 種類

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ウィスキー プチトリビア1

ウィスキー 種類 一覧 プルーフって、なに?
イギリスやアメリカで使われる、アルコール度数のことです。
ただ、イギリスとアメリカでは値が違い、100プルーフはイギリスとカナダでは57.1度、アメリカでは50度です。

ウィスキー 種類 一覧



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世界の5大ウィスキー

ウィスキーが今のように広く飲まれるようになったのは20世紀になってからといわれていますが、
世界中で個性のある、風味と趣の異なったウィスキーが造られています。
製造されている品質、量ともに世界の5大ウィスキーといわれるものがあり、次の5つです。

  • ・アイリッシュウィスキー / アイルランドと英国領北アイルランドで造られ、麦芽にピート香を付けずに、3回蒸留を行うのが特徴。
  • ・スコッチウイスキー / イギリス北部のスコットランドで造られ、多くの蒸留所があり、多種多様なウィスキーを造りだしています。
  • ・アメリカンウィスキー / 原材料や製法、樽の熟成方法などの違いによって様々なタイプのウィスキーがあり、バーボンはその代表的なものです。
  • ・カナディアンウィスキー / ライトでスムーズな飲み口で、飲みやすくクセがないのが特徴。カクテルベースとしてもよく使われます。
  • ・ジャパニーズウィスキー / スコッチ造りを学んだ日本人から本格的な日本のウイスキー作りが始まったので、スコッチウィスキーにもっともよく似ています。

      
  
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