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焼酎の風味の違い

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焼酎の味は、様々な要素の違によって異なってきます

焼酎の味は、素になる材料、水、麹(こうじ)、醪(もろみ)、蒸留方法、熟成に仕方などによって違ってきます。
原材料となる穀物なども、種が同じでも、どの土地のどういう風土、水で育つかによって違ってきます。
最近、それらの自然環境や風土、そこから生み出されるもののバックグラウンドを、
フランスのワイン造りで使われるテロワール(terroir)という言葉で表現されるようになりました。

テロワールから生み出される原材料や水、製法などの違いによって、焼酎の味や個性は造られています。

原料の種類による違い

2次醪(もろみ)に加える主原料の違いが、焼酎の味の違いを決めます。

米焼酎

米のまろやか味わいが特徴で、清酒用の酒米と違い、麹菌を増やしてアルコール度数を上げる焼酎造りでは、粒の表面積の大きい砕米(精米中に割れた米)のほうが適しています。
泡盛も主原料は米ですが、タイから伝わったという伝統があるので、使うコメはタイ米になります。
最近は減圧蒸留で軽やかな飲み口なのに香りやコク、うま味がしっかり残っている焼酎も作られています。
また、刺身などとの相性の良さも好まれています。

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麦焼酎

現在は、本格焼酎の大半を占める麦焼酎ですが、壱岐で誕生した当時は麦と米を混ぜて造っていました。
大麦焼酎だけで造られる焼酎ができてからは、大麦ならではの香ばしさと素朴な味わいで本格焼酎の代表格となりました。
食用として六条大麦が栽培されてきましたが、焼酎には、明治時代にビールの原料としてヨーロッパから持ってきた粒が大きい二条大麦が使われます。
大分県の酒造メーカーが、麦と麦麹の焼酎を造り、減圧蒸留でスムーズな飲み口の焼酎として発売して人気を呼びました。
麦らしさを味わえる常圧蒸留で造り、樽で長期貯蔵させたウィスキーのシングルモルトのような麦焼酎も作られています。

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芋焼酎

芋を蒸したふっくら感、ふくよかな香りとコク、女性にも好まれる柔らかな甘さが特徴です。
焼酎に使われる芋の種類は40種以上です。焼酎用としては、コガネセンガンやジョイホワイトという品種がよく使われますが、皮を剥いて、皮付きのままで、焼き芋にしてからと、いろいろな製法で造られたりと、バラエティー豊かに楽しめる楽しがあります。


焼き芋焼酎

芋焼酎はいもを蒸気で蒸して製造しますが、「蒸し芋」ではなく、「焼き芋」から造る焼酎もあります。
焼き芋の香ばしい香りと、芋のあまさも活かした焼酎として、造られています。

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蒸留

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現代の蒸留器は金属製ですが、昔は木桶の蒸留器でした。
木桶の蒸留器は熱伝導が低くゆっくり熱を発散させ、こと側は熱くなりません。余分なガスやアルコールが抜け角で、まろやかで優しい風味の焼酎になります。

こだわりの焼酎を造るために、木桶の蒸留器で造り販売している蔵元もあります。

ただ、耐用年数が短く、メンテナンスも大変で、木桶の蒸留器が造れる職人さんが極めて少なく、技術の継承が心配されています。

蒸留の種類につては蒸留方法による違いをご覧ください。


貯蔵・熟成

焼酎 種類

焼酎は、蒸留してから3か月以上熟成させてからビン詰めします。
蒸留したばかりの焼酎には製造時にできるものや原料臭が強く残るので、まろやかになるまで期間を置く必要があります。

強い臭いが収まるとともに、水とアルコール分子が馴染んできて、熟成により味がまろやかになり、豊かな風味が醸し出されてきます。

熟成期間は3期に分けられます。
  • ※3~6か月 / 不要な臭いの成分が抜け、酒質が安定します。
  • ※6か月~3年 / 香味成分ができ、味もまろやかになります。
  • ※3年以上 / 古酒と呼ばれ、独特の風味が出ます。熟成期間が長いほど風味や味わいが深くなります。
貯蔵にはステンレス製やホーロー製のタンクが多いようですが、伝統的風味を活かすために甕や木樽にこだわる蔵元もあります。
木樽の場合、新樽ではなく、チェリー酒などに使った樽を使うと、複層的な風味を持った焼酎になります。
甕は、甕の素材に含まれる鉱物成分が溶け出し風味がまろやかになるとともに、気孔が多くあるので、そこにある空気が熟成を促します。
特に伝統的製法で造られる球磨焼酎や芋焼酎には群れたような香りが強いので、甕貯蔵することで独特の味わいが出るようになります。

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※参考文献

學燈社、「食の文化誌」
講談社学術文庫、吉田元、「日本の食と酒」
講談社現代新書、井波律子、「酒池肉林」
角川文庫、三井銀行ことばの豆辞典編集室編、「ことばの豆辞典」
新潮文庫、杉浦日向子、「大江戸美味草紙」
角川文庫、和歌森太郎監修、牧田茂、斎藤知克編、「生活むかしむかし」
河出文庫、和歌森太郎、「酒が語る日本史」
サンマーク文庫、上杉孝久、「日本史がおもしろくなる日本酒の話」
講談社現代新書、小泉武夫、「酒の話」
毎日新聞社、「話のネタ」
サイエンス・アイ新書、酒類総合研究所「うまい酒の科学」
講談社、「世界の名酒事典」編集部編「飲めば天国」
講談社、「世界の名酒辞典」
ナツメ社、武者英三監修「日本酒事典」
枻(えい)出版、「日本酒」
ちくま新書、山同敦子「めざせ!日本酒の達人」
講談社、山同敦子「日本酒ドラマッチク」
技術評論社大人の自由時間、「うまい日本酒を知る、選ぶ、もっと楽しむ」
光文社知恵の森文庫、上原浩「純米酒を極める」
光文社知恵の森文庫、古川修「世界一旨い日本酒」
日経プレミアシリーズ、北原康行「日本酒テイスティング」
三一書房、蝶谷初男「日本酒がわかる本」
成美堂出版、山同敦子「本格焼酎の辞典」
光文社新書、田崎真也「本格焼酎を愉しむ」
金羊社、「焼酎楽園」
岩波アクティブ新書 49、富永麻子「泡盛はおいしい」
西日本出版社、鯨本あつ子・石原みどり「あまみの甘み あまみの香り」
小学館文庫、瀬川慧「粋に愉しむ焼酎NOW」
枻(えい)出版、「ウィスキーの基本」
新潮選書、土屋守「ウィスキー通」
新潮社、輿水精一「ウィスキーは日本の酒である」
小学館、サライ2017、12月号「ウィスキー基本のき」
講談社+α新書、堀賢一、土屋守、福西英三著、「ワインと洋酒を深く識る酒のコトバ171」
ナツメ社、井出勝茂監修、「最新版 ワイン 完全バイブル」
永岡書店、的場恵子「ベスト・ワインストーリー」
成美堂出版、木村克己監修「ワインの大事典」
ちくま文庫、山下範久「教養としてのワインの世界史」
新星出版社、木村克己「ワインの教科書」
朝日新書、奥山久美子「極上ワイン100本」
新星出版社、「カクテル&スピリッツの教科書」
枻(えい)出版、「ビールの基本」
株式会社マイナビ、「ビールの図鑑」
宝島社、「ビールの教科書」
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