珍しい日本酒/醸造、仕込み、酵母、搾り
日本酒は、おそらく、世界で一番複雑な造り方をする醸造酒です。
それだけに、いろいろな造り方があります。
仕込み方の違い、酵母の違い、搾り方の違いなどによって、
個性あふれた、いろいろなお酒が各蔵元で造られています。
特にユニークな、おいしく、珍しい日本酒を紹介します。
特殊な容器に入ったお酒 / ふしぎな竹酒
価格:6280円(税込、送料別)
天然の竹筒 の中に、清酒が入っています。人工物とは違い、本物の竹ですから、竹の風味が味わえます。
それだけではただの竹筒ですが、どうやって入れたか、その痕が見当たらないのです。
後から入れて、その痕跡を分からないようにしているのですが、容器を作る会社の特許で、企業秘密のベールに包まれたふしぎなお酒です。
仕込みに違い
五段仕込み
日本酒は普通、三段で仕込みます。
三段のところを、1工程増やして四段、2工程増やして五段で仕込むお酒です。
十段仕込み
仕込みの回数をさらに増やした十段仕込み。手間暇かけて作る、最高級の清酒です。
100%使用した「山田錦」の持ち味を最大限に引き出すため10回もの仕込みを行ない、通常の2倍以上の時間をかけて丹念に醸した逸品。
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全麹仕込み
同じ精米歩合でも、「造り」によって、味に違いが出ます。
「造り」は蔵元によってそれぞれ独自に工夫した手法で行われるので、同じ大吟醸でも違った個性のお酒になります。
通常は2割ほどしか使われない麹米を全量に使用し、濃厚な味わいを持つ全麹のお酒の古酒です。
鮮烈で力強い酸味と、ナツメ酒を思わせる熟した果実味が絶妙に調和した濃厚で奥深い味わいです。
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一段仕込み
水もと 酵母無添加
清酒発祥の地、奈良の寺院のお坊さんのお酒造りを応用した現代酒。
ほんのりと甘酸っぱくて味わい。
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変色するお酒
清藍 ( せいらん ) 日本産吟醸酒仕込み
着色料等の添加物は一切使用せず、バタフライピー(蝶豆)という青い天然ハーブで、鮮やかな藍色になります。
バタフライピーは無味無臭ですから、香りや味わいは本格的な吟醸酒そのものです。
プレゼントや、リモート飲み会、パーティなどにおすすめです。
搾り方
雫酒(しずくさけ)
機械に頼らない「袋吊り」で搾り、時間をかけて、自然と滴り落ちる雫だけを集めます。古来からの方法で、じっくり時間をかけて布で搾ります。
もろみに含まれる雑味などがない、さらりとした舌触りと、果実にも似た芳醇な香りが味わえます。
遠心分離
遠心分離機を使って搾るので、お酒に余分なストレスがかからず、雑味のない、ピュアですっきりした味わいになります。
酵母の違い
R5 R2-Y 再販売バージョン ますいずみ 北陸 日本酒 清酒 ドン・ペリニョン酵母
ドンペリニヨンの元醸造最高責任者リシャール・ジェフロワ氏の頭文字のRで、ドンペリの酵母で醸した山田錦100%使用のレアなお酒です。
果実の様なフルーティーな香りが上品に広がり、ほのかに米の甘みとシャンパン酵母由来の酸味を感じますとともに、大吟醸ならではの品格も感じます。
花から取った酵母菌で造られる日本酒。
花の種類によって、花由来の風味が楽しめます。
愛知県半田市指定天然記念物「萬三のモッコウバラ」の酵母で造ったお酒です。
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プリンセス・ミチコ
美智子さまが皇太子妃時代に、英国から贈られたバラ「プリンセス・ミチコ」から、東京農業大学が酵母を分離、培養した酵母を使って造られたお酒です。
花酵母については、より詳しくは⇒「
酵母について」
熟成方法の違い
Chokyu-5℃
マイナス5度の「氷温域」で熟成された生酒です。
米の甘みと旨み、想像以上のフルーティーさが愉しめるお酒です。
日本酒は大きく分類すると、「爽酒」「薫酒」「醇酒」「熟酒」に分けられます。飲みはじめは「薫酒」なのに、杯を重ねていくうちに「熟酒」になるという、
不思議な、新感覚のお酒です。
樽熟成酒
シェリー樽、バーボン樽、ワイン樽など、ほかのお酒の熟成に使われた樽を再利用して、日本酒を熟成させたもの。
樽の種類によって、もともと使われていたお酒の風味が加味され、違った個性を持った日本酒が楽しめます。
シャンパーニュ・ハウスアンリ・ジロー社の熟成樫樽で、満寿泉の純米大吟醸を6ヵ月寝かせた、日本酒とシャンパーニュのコラボレーションから生まれるふくよかな味わいが楽しめます。
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シェリー樽
バーボン樽
ワイン樽
カトレアの花酵母を使い、ワイン樽で熟成させた日本酒
磨き その先へ
「獺祭」で有名な旭酒造が、「獺祭 磨き二割三分」を超えるものとして、それまでの純米大吟醸では出せない酒質を目指して造った 「獺祭 磨き その先へ」。
原料に山田錦を使用して造られたという事以外は、一切非公開になっています。
究極の日本酒 / 精米歩合0%台「零響」
うまさを追求し、酒米を究極まで精米した日本酒です。
なんと、精米歩合、0.85%
つまり、酒米の99.15%も削り取ったわけです。
そのために、5297時間(221日)という長い長い時間をかけ、丁寧に、じっくりとお米を磨きました。
出来上がったのが、きれいな純白の砂のように小さなお米です。
国内で、限定333本しか作れない、きわめて希少性なお酒です。