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珍しい日本酒にはいろいろな種類があり、風味も多彩で、日本酒の概念を超えたようなおいしいお酒がいっぱいです。

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珍しい日本酒 / 種類と造りの違い

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珍しい日本酒/醸造、仕込み、酵母、搾り

おいしい日本酒 選び方

日本酒は、おそらく、世界で一番複雑な造り方をする醸造酒です。
それだけに、いろいろな造り方があります。
仕込み方の違い、酵母の違い、搾り方の違いなどによって、
個性あふれた、いろいろなお酒が各蔵元で造られています。

特にユニークな、おいしく、珍しい日本酒を紹介します。


特殊な容器に入ったお酒 / ふしぎな竹酒

ふしぎな竹酒

天然の竹筒 の中に、清酒が入っています。人工物とは違い、本物の竹ですから、竹の風味が味わえます。
それだけではただの竹筒ですが、どうやって入れたか、その痕が見当たらないのです。
後から入れて、その痕跡を分からないようにしているのですが、容器を作る会社の特許で、企業秘密のベールに包まれたふしぎなお酒です。



仕込みに違い

五段仕込み

日本酒は普通、三段で仕込みます。
三段のところを、1工程増やして四段、2工程増やして五段で仕込むお酒です。

芳醇な古酒になるよう、麹を通常の1.5倍使用。仕込みも四段・五段をかける特別仕込みです。




十段仕込み

仕込みの回数をさらに増やした十段仕込み。手間暇かけて作る、最高級の清酒です。

100%使用した「山田錦」の持ち味を最大限に引き出すため10回もの仕込みを行ない、通常の2倍以上の時間をかけて丹念に醸した逸品。

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全麹仕込み

同じ精米歩合でも、「造り」によって、味に違いが出ます。
「造り」は蔵元によってそれぞれ独自に工夫した手法で行われるので、同じ大吟醸でも違った個性のお酒になります。

通常は2割ほどしか使われない麹米を全量に使用し、濃厚な味わいを持つ全麹のお酒の古酒です。 鮮烈で力強い酸味と、ナツメ酒を思わせる熟した果実味が絶妙に調和した濃厚で奥深い味わいです。




水もと一段仕込み

奈良時代の日本酒の始祖の製造方法に則った、 天然の乳酸菌の力を活かした水もと(菩提もと)一段仕込み。




水もと 酵母無添加

清酒発祥の地、奈良の寺院のお坊さんのお酒造りを応用した現代酒。
ほんのりと甘酸っぱくて味わい。



変色するお酒

清藍 ( せいらん ) 日本産吟醸酒仕込み

着色料等の添加物は一切使用せず、バタフライピー(蝶豆)という青い天然ハーブで、鮮やかな藍色になります。
バタフライピーは無味無臭ですから、香りや味わいは本格的な吟醸酒そのものです。
プレゼントや、リモート飲み会、パーティなどにおすすめです。

日本酒 種類 珍しい

日本酒 種類 珍しい
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搾り方

雫酒(しずくさけ)

機械に頼らない「袋吊り」で搾り、時間をかけて、自然と滴り落ちる雫だけを集めます。古来からの方法で、じっくり時間をかけて布で搾ります。
もろみに含まれる雑味などがない、さらりとした舌触りと、果実にも似た芳醇な香りが味わえます。
日本酒 種類



遠心分離

遠心分離機を使って搾るので、お酒に余分なストレスがかからず、雑味のない、ピュアですっきりした味わいになります。



酵母の違い

花から取った酵母菌で造られる日本酒。花の種類によって、花由来の風味が楽しめます。

愛知県半田市指定天然記念物「萬三のモッコウバラ」の酵母で造ったお酒です。




プリンセス・ミチコ

美智子さまが皇太子妃時代に、英国から贈られたバラ「プリンセス・ミチコ」から、東京農業大学が酵母を分離、培養した酵母を使って造られたお酒です。


花酵母については、より詳しくは⇒「 酵母について


熟成方法の違い

Chokyu-5℃

マイナス5度の「氷温域」で熟成された生酒です。
米の甘みと旨み、想像以上のフルーティーさが愉しめるお酒です。
日本酒は大きく分類すると、「爽酒」「薫酒」「醇酒」「熟酒」に分けられます。飲みはじめは「薫酒」なのに、杯を重ねていくうちに「熟酒」になるという、 不思議な、新感覚のお酒です。

日本酒 種類 珍しい

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樽熟成酒

シェリー樽、バーボン樽、ワイン樽など、ほかのお酒の熟成に使われた樽を再利用して、日本酒を熟成させたもの。
樽の種類によって、もともと使われていたお酒の風味が加味され、違った個性を持った日本酒が楽しめます。




日本酒 種類 シェリー樽



日本酒 種類 バーボン樽
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日本酒 種類 ワイン樽
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日本酒 ワイン樽熟成『ORBIA(オルビア)』はワイン樽熟成日本酒シリーズです。
白ワイン樽熟成「LUNA」、赤ワイン樽熟成「GAIA」「SOL」。
ワイン樽由来の芳醇な香りと、丁寧に造られた日本酒の味わえます。




日本酒 種類






磨き その先へ

「獺祭」で有名な旭酒造が、「獺祭 磨き二割三分」を超えるものとして、それまでの純米大吟醸では出せない酒質を目指して造った 「獺祭 磨き その先へ」。
原料に山田錦を使用して造られたという事以外は、一切非公開になっています。



究極の日本酒 / 精米歩合0%台「零響

うまさを追求し、酒米を究極まで精米した日本酒です。
なんと、精米歩合、0.85%
つまり、酒米の99.15%も削り取ったわけです。
そのために、5297時間(221日)という長い長い時間をかけ、丁寧に、じっくりとお米を磨きました。
出来上がったのが、きれいな純白の砂のように小さなお米です。

珍しい日本酒

国内で、限定333本しか作れない、きわめて希少性なお酒です。

珍しい日本酒

お酒 種類 選び方


うまいお酒の最高の相棒、おいしいグルメ
全国にまだまだ知られていない隠れた“おいしさ”がいっぱい

隠れたグルメ


全国各地の「ご当地の美味しいお酒」と「ご当地自慢のグルメ」セット。
北海道から沖縄まで、「ワイン&チーズ」「日本酒&ふく」「芋焼酎&鶏炭火焼」など、
100セットを超えるランナップで、満足度120%!
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ロス削減 - ”もったいない” を減らすサイト

SDGs ロス削減

賞味期限間近かな食品や規格外の食材、パッケージの一部破損、デザイン変更などによって廃棄されることになる商品など、”もったいない”があふれている状況を少しでも改善し、
まだ食べられるもの、使えるものをお買い得価格で提供するSDGsなサイト。



  

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※参考文献

學燈社、「食の文化誌」
講談社学術文庫、吉田元、「日本の食と酒」
講談社現代新書、井波律子、「酒池肉林」
角川文庫、三井銀行ことばの豆辞典編集室編、「ことばの豆辞典」
新潮文庫、杉浦日向子、「大江戸美味草紙」
角川文庫、和歌森太郎監修、牧田茂、斎藤知克編、「生活むかしむかし」
河出文庫、和歌森太郎、「酒が語る日本史」
サンマーク文庫、上杉孝久、「日本史がおもしろくなる日本酒の話」
講談社現代新書、小泉武夫、「酒の話」
毎日新聞社、「話のネタ」
サイエンス・アイ新書、酒類総合研究所「うまい酒の科学」
講談社、「世界の名酒事典」編集部編「飲めば天国」
講談社、「世界の名酒辞典」
ナツメ社、武者英三監修「日本酒事典」
枻(えい)出版、「日本酒」
ちくま新書、山同敦子「めざせ!日本酒の達人」
講談社、山同敦子「日本酒ドラマッチク」
技術評論社大人の自由時間、「うまい日本酒を知る、選ぶ、もっと楽しむ」
光文社知恵の森文庫、上原浩「純米酒を極める」
光文社知恵の森文庫、古川修「世界一旨い日本酒」
日経プレミアシリーズ、北原康行「日本酒テイスティング」
三一書房、蝶谷初男「日本酒がわかる本」
成美堂出版、山同敦子「本格焼酎の辞典」
光文社新書、田崎真也「本格焼酎を愉しむ」
金羊社、「焼酎楽園」
岩波アクティブ新書 49、富永麻子「泡盛はおいしい」
西日本出版社、鯨本あつ子・石原みどり「あまみの甘み あまみの香り」
小学館文庫、瀬川慧「粋に愉しむ焼酎NOW」
枻(えい)出版、「ウィスキーの基本」
新潮選書、土屋守「ウィスキー通」
新潮社、輿水精一「ウィスキーは日本の酒である」
小学館、サライ2017、12月号「ウィスキー基本のき」
講談社+α新書、堀賢一、土屋守、福西英三著、「ワインと洋酒を深く識る酒のコトバ171」
ナツメ社、井出勝茂監修、「最新版 ワイン 完全バイブル」
永岡書店、的場恵子「ベスト・ワインストーリー」
成美堂出版、木村克己監修「ワインの大事典」
ちくま文庫、山下範久「教養としてのワインの世界史」
新星出版社、木村克己「ワインの教科書」
朝日新書、奥山久美子「極上ワイン100本」
新星出版社、「カクテル&スピリッツの教科書」
枻(えい)出版、「ビールの基本」
株式会社マイナビ、「ビールの図鑑」
宝島社、「ビールの教科書」
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