山田錦と並び称される品種で、濃厚で、おおらかな丸みのある味わいの清酒になるといわれています。
1859年、岡山市中区雄町の岸本氏が珍しい品種の米を発見栽培し、やがて「雄町米」と呼ばれるようなりました。 米の持つポテンシャルが高いといわれ、高級酒に使われます。
100年以上栽培されている唯一の品種です。
特徴のある風味、甘み、うま味が広がり、人気の出てきた品種ですが、非常に高価で、高級酒用。
山田錦と雄山を掛け合わせた品種。
透明感のある、すっきりした印象で、普通酒から高級酒まで、幅広いクラスの清酒に使われているそうです。
新潟県で育成され、東北から北九州まで広く栽培されていますが、寒冷地を代表する酒米です。
穏やかであっさり系の味わいになります。冷やして飲むタイプの清酒に使われます。
関西よりも、東北で人気だそうです。
食用のお米もお酒になっています。宮城県で多く作られているササニシキは質の良いお酒ができるそうです。
ほかにもトヨニシキ、チヨヒカリ、日本晴れ、中生新千本(なかでしんせんぼん)などが使われています。
※参考文献
學燈社、「食の文化誌」
講談社学術文庫、吉田元、「日本の食と酒」
講談社現代新書、井波律子、「酒池肉林」
角川文庫、三井銀行ことばの豆辞典編集室編、「ことばの豆辞典」
新潮文庫、杉浦日向子、「大江戸美味草紙」
角川文庫、和歌森太郎監修、牧田茂、斎藤知克編、「生活むかしむかし」
河出文庫、和歌森太郎、「酒が語る日本史」
サンマーク文庫、上杉孝久、「日本史がおもしろくなる日本酒の話」
講談社現代新書、小泉武夫、「酒の話」
毎日新聞社、「話のネタ」
サイエンス・アイ新書、酒類総合研究所「うまい酒の科学」
講談社、「世界の名酒事典」編集部編「飲めば天国」
講談社、「世界の名酒辞典」
ナツメ社、武者英三監修「日本酒事典」
枻(えい)出版、「日本酒」
ちくま新書、山同敦子「めざせ!日本酒の達人」
講談社、山同敦子「日本酒ドラマッチク」
技術評論社大人の自由時間、「うまい日本酒を知る、選ぶ、もっと楽しむ」
光文社知恵の森文庫、上原浩「純米酒を極める」
光文社知恵の森文庫、古川修「世界一旨い日本酒」
日経プレミアシリーズ、北原康行「日本酒テイスティング」
三一書房、蝶谷初男「日本酒がわかる本」
成美堂出版、山同敦子「本格焼酎の辞典」
光文社新書、田崎真也「本格焼酎を愉しむ」
金羊社、「焼酎楽園」
岩波アクティブ新書 49、富永麻子「泡盛はおいしい」
西日本出版社、鯨本あつ子・石原みどり「あまみの甘み あまみの香り」
小学館文庫、瀬川慧「粋に愉しむ焼酎NOW」
枻(えい)出版、「ウィスキーの基本」
新潮選書、土屋守「ウィスキー通」
新潮社、輿水精一「ウィスキーは日本の酒である」
小学館、サライ2017、12月号「ウィスキー基本のき」
講談社+α新書、堀賢一、土屋守、福西英三著、「ワインと洋酒を深く識る酒のコトバ171」
ナツメ社、井出勝茂監修、「最新版 ワイン 完全バイブル」
永岡書店、的場恵子「ベスト・ワインストーリー」
成美堂出版、木村克己監修「ワインの大事典」
ちくま文庫、山下範久「教養としてのワインの世界史」
新星出版社、木村克己「ワインの教科書」
朝日新書、奥山久美子「極上ワイン100本」
新星出版社、「カクテル&スピリッツの教科書」
枻(えい)出版、「ビールの基本」
株式会社マイナビ、「ビールの図鑑」
宝島社、「ビールの教科書」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
〒292-0801
千葉県木更津市請西3-9-10
コスモスエイト B202
TEL:0438-71-2221
info@oisisa.biz